デッサンのヒント

物の形態を平面に移すのは必ずしも容易ではありません。

写真の転写

まず対象をカメラで撮影します。そして、描くキャンバスなり紙なりのサイズと同じサイズにプリントします。
プリントしたものを描画面に写すときに、カーボン紙を使うと便利です。
もちろん、カーボン紙の代わりに鉛筆などを塗り付けた髪を使ってもかまいません。

この方法で写すときには、色や諧調は写すことができません。 そのため、細かいものや複雑なものを写すと、写したもののどこがどこなのかわかりにくくなります。 そんなときには、影の部分を斜線などで塗りつぶしてしまうと、あとでとても見やすくなります。


グリッドを描く

デッサンの時に、デッサンスケールというものを使うことがあります。

デッサンスケール

似たような方法で、大きな絵を描くときに昔から使われてきた手法として、対象と描画面にグリッドを描き そのグリッドの線を目安に形を移す方法があります。
現在では容易に対象を写真に撮影してプリントできるので、プリントに直接グリッドを書いてしまうとこの作業を素早く正確にできます。


スケールの活用

ここでいうスケールとは、物差し(定規)や、工作や建築などでよく使われる巻き尺式のスケールのことです。

水平線や垂直な線を描きたいときには、描画面の端からの距離が同じようになるようにすると、水平線や垂直な線を正確に描くことができます。
たとえば、海を描く画面に水平線を描きたいときや、いくつかの建物を正確に直立しているように描きたいときなどに特に便利です。