筆について

一般に、絵を描くときには、丸筆と平筆を使います。しかし、絵を描くのに、使う道具に制限はありません。


絵画用の筆

筆の大きさは号数で呼びます。もっとも細いものが0号で、数字が大きくなるほど太い筆になります。
一般的には、2号から14号ぐらいの筆をよく使います。

特に細い筆を、面相筆(めんそうふで)といいます。これは顔の微妙な表現を行うための筆、ということからついた名前ですが、 さまざまな描画や署名などにも使います。

筆やこのあとで説明する刷毛などは使い終わったらよく洗って(油彩の場合は筆洗液で洗ってさらに石鹸で洗い)保管しますが、 大切に使っても永遠に使えるわけではありません。古くなって毛が抜けたり短くなったら新しいものと交換します。


刷毛とブラシ

刷毛やブラシは、広い面積を塗るときに便利であるだけでなく、乾いたものを使って境をぼかすこともできます。

このときの刷毛やブラシは、何も絵画用として売っているものでなければならないわけではありません。 塗装用であろうと、工作の着色用であろうと、使えれば何を使ってもかまいません。 大きな面を塗るときにはローラーを使うこともできます。場合によってはスポ印字を使っても良いでしょう。


布とペーパータオル

主に塗った絵の具をぼかしたり拭き取ったりするときに、布やペーパータオルが役立ちます。
さらには、布などに絵の具を付けたり含ませて描くこともできます。

軍手をはめた指や、ときには人間の指そのものも、描画にとても役立ちます。


空筆(からふで)

絵の具や画用油(または水)などをいっさいつけていない乾かした筆は、色をぼかすときにとても役立ちます。
特に油絵では、筆跡を残さない方法で描くときに、ぼかしを多用しますので、サイズの異なる空筆やブラシを数本用意しておくと良いでしょう。