額縁

完成した絵は、額縁に入れてみましょう。額縁に入れることを額装といます。

絵を額縁に入れる

額装すると次のような利点があります。


額縁のガラス

額縁の前面にはガラスやアクリル板が付いていることがよくあります。
薄い紙に描いた絵をボードなどに貼り付けずに額装したいときには、そうしたガラスやアクリル板が必要になります。
しかし、キャンパスやボードに描いた絵を額装するときには、ガラスやアクリル板は必要ありません。

ガラスやアクリル板は主に作品の保護のために付けられていますが、これは絵を見るときに妨げになります。
ガラスやアクリル板がない額の絵は、その描画面の質感まで詳細に見て感じることができます。 しかし、ガラスやアクリル板があると、そうした細かいニュアンスが伝わりにくくなります。

油絵のように堅牢な画材を使って描いた絵には、本来、ガラスやアクリル板は必要ありません。


仮縁

額縁としてきちんと作られたものではなく、ただ絵の周囲に取り付けて主に絵を保護するために使われるものを仮縁(かりぶち)といいます。
キャンバスなどに描いた作品を公募展などに出品するときには、仮縁を付ける必要がありますが、 作品を保護し、絵をより客観的に見るためにも仮縁を活用することができます。

仮縁には、樹脂や金属で作られていて市販されているものもありますが、棒を買って自作することもできます。
仮縁を作るのは簡単で、絵の大きさにあわせて長方形になるように棒を切って、組み立てるだけです。 棒の両端は45度に切るとスマートな仮縁になりますが、マイターボックスと呼ぶ道具を使うと棒を容易に45度に切ることができます。


額の自作

仮縁を作ってみれば、額は意外に容易に作れることがわかるでしょう。

額を自分で作ってみるのも一興です。
仮縁の要領でよりしっかりしたフレームを作って装飾を加え、彩色します。
既製の棒や小さい板を貼り付けたり、ナイフや彫刻刀で削ることで思うままに装飾できます。

ただし、コストパフォーマンスを考えると、市販の額を買ったほうが安くできる可能性があります。